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2020年5月12日

マーケン、患者様への治験薬直接お届けサービスをインド94都市で拡大へ

患者様は臨床試験に参加しながら自宅で治療を受けることが可能に

ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク 2020年5月12日 - マーケンは本日、現在インド国内の94都市で積極的に展開している患者様への治験薬直接お届け(DTP)サービスを、5月末までに110都市で提供する予定であると発表しました。インドでは、政府が3月24日から5月18日まで都市封鎖を決定したため、このサービスを開発する必要性が急速に高まりました。臨床試験に参加している、自宅から出られない患者様に治験薬を直接お届けするサービスは、患者様の自宅近くで臨床試験を行うというマーケンの戦略の延長線上にあるものでした。

COVID-19の発生前は、インドでは、患者様の自宅へ治験薬をお届けするサービスはありませんでした。しかし、患者様が臨床試験を継続することが極めて重要であることから、政府はこのサービスの実施を許可しました。  これは、マーケンが確立した標準業務手順書、データ保護技術、適正流通規範(GDP)および適正臨床規範(GCP)の順守により実現したものです。60か国でDTPサービスを提供してきたマーケンの実績は、インド当局に安心感を与えました。  現在マーケンは、ムンバイ、ニューデリー、アフマダバード、プネ、ハイデラバード、バンガロールのオフィスから、94都市でサービスを提供しています。

マーケンの社長、Ariette Van Strienは、次のように述べています。「インドで患者様への治験薬直接お届けサービスを提供できることを、誇りに思います。患者様のプライバシーを確保する当社のグローバルな管理技術と、在宅治験における当社のグローバルなロジスティクスの経験により、インドはDTPを実施することができる多くの国の1つとなりました。当社は、お客様が新薬をできるだけ早くパイプラインに乗せることができるよう、在宅臨床試験サービスの世界的なリーダーになることを目指します。」

マーケンについて

マーケンはUPSヘルスケア部門の完全子会社です。Polar Speedとマーケンを傘下に持つこのUPSの部門は、世界各地128カ所の拠点に5000名の従業員を擁しています。マーケンは患者様への治験薬直接お届けサービス、ホームヘルスケア、および生体試料配送においてリーダー的地位を維持しており、臨床試験資材の保管および配送向けにGMP準拠の最先端の倉庫(デポ)ネットワークと世界54カ所のロジスティクス拠点を提供しています。1200名を超えるマーケンの専門スタッフが、あらゆる温度範囲にわたる医薬品および生物製剤の配送を220か国以上で管理しており、その数は毎月85,000件に上ります。さらに、生物製剤キット生産、付属資材、保管および配送、輸送路の確認といったその他のサービスや、GDP、規制およびコンプライアンスに関するコンサルティングにより、製薬およびロジスティクス産業におけるマーケンの存在は一層ユニークなものとなっています。

お問い合わせ:Christine Noble、info@marken.com+1 919 474 6890www.marken.com

マーケンのロゴ

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