ニュースと最新情報

2020年6月9日

マーケン、COVID-19検査キットの生産を開始

マイアミ支社、生産を拡大して需要の増加に対応

ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク 2020年6月9日 - マーケンは本日、グローバルなサプライチェーンソリューション拡大の取り組みとして、マイアミの施設でCOVID-19検査キットの生産を開始したことを発表しました。完成した検査キットは現在発送中で、米国とカナダの全域で販売される予定です。

臨床試験向けの生物製剤キットの一流製造業者の一社として、マーケンはオペレーションの規模を拡大し、マイアミに大型のヘルスケア専門キット製造施設を新規開設しました。 この新施設は、マーケンが進行中の臨床試験を支えるキットの製造能力を向上させるだけでなく、COVID-19の検査キットの製造を求める米国の顧客の需要を満たすものです。

COVID-19のパンデミック開始以降、患者様への治験薬直接お届けサービス(DTP)や在宅医療(HHC)をはじめとするマーケンのサービスポートフォリオは、企業が世界80か国の患者様に治験薬を届けることを可能にし、進行中の臨床試験を支援しています。マーケンが有する4か所のグローバル施設で製造されるキットは、UPSのグローバルネットワークを活かして、米国中の医療施設やCOVID-19の検査施設に配送されています。

また、マーケンは、業界で一歩先をリードするプロバイダーとなるために、ドイツ、シンガポール、中国の製造施設における現在のキット製造規模を拡大することを計画しています。

マーケンの副社長であるGerit Offenhauserはこう語ります。「マーケンでは、新型コロナウイルス感染症のパンデミック下において、検査キットの製造能力が限定要因になることを初期の段階から認識していました。COVID-19用検査キットを含む現在のキット製造能力を拡大することは、ごく短期間で製造能力を高められる新たなパートナーを求める弊社のお客様のニーズに突き動かされたものです。」

マーケンについて

マーケンはUPSヘルスケア部門の完全子会社です。Polar Speedとマーケンを傘下に持つこのUPSの部門は、世界各地128カ所の拠点に5500名の従業員を擁しています。マーケンは患者様への治験薬直接お届けサービス、ホームヘルスケア、および生体試料配送においてリーダー的地位を維持しており、臨床試験資材の保管および配送向けにGMP準拠の最先端の倉庫(デポ)ネットワークと世界54カ所のロジスティクス拠点を提供しています。1200名を超えるマーケンの専門スタッフが、あらゆる温度範囲にわたる医薬品および生物製剤の配送を220か国以上で管理しており、その数は毎月85,000件に上ります。さらに、生物製剤キット生産、付属資材、保管および配送、輸送路の確認といったその他のサービスや、GDP、規制およびコンプライアンスに関するコンサルティングにより、製薬およびロジスティクス産業におけるマーケンの存在は一層ユニークなものとなっています。

お問い合わせ:Christine Noble、info@marken.com+1 919 474 6890www.marken.com

マーケンのロゴ

適応することの必要性を理解し、必要なものをどのように変えられるかを常に自問することが、私たちが大切なものをお届けし続けられる理由です。

ログインおよびクイックリンク