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2020年6月30日

マーケンがドイツで極低温保管サービスを開始、さらにフランクフルトのGMP施設を2倍に

サプライチェーンプロバイダーが細胞・遺伝子治療向けの新しい保管オプションを提供

ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク 2020年6月30日 - 臨床サプライチェーンをリードするマーケンは本日、COVID-19 ワクチンの保管需要を見越し、フランクフルトにある同社のGMP施設面積を2倍に拡大して冷凍室の容積を拡大したことを発表しました。

「細胞治療・遺伝子治療は、輸送と保管の両方において非常に複雑であり、厳格な品質基準が求められるため、マーケンにとって戦略的な重点領域です。」とマーケンの社長であるAriette van Strienは述べています。「極低温保存の需要が増えていることに加え、マーケンのフランクフルト施設の拡張は、将来のワクチンや治療法のために-80Cまでの保存を提供する高い需要によって推進されています。」

マーケンはフランクフルトの施設を拡張し、さらに16,000平方フィートのスペースを追加します。これにより、お客様の資材を保存するための総利用可能スペースは40,000平方フィート以上に増加します。この追加スペースは、2020までに完全稼働する予定です。

さらにマーケンでは、2023年6月にフランクフルトとフィラデルフィアの両地域で稼働が開始された極低温保管サービスの統合をとても誇らしく思っています。このマーケンGMPネットワークサービスポートフォリオへの最新の追加は、お客様に対して完全なエンドツーエンドのサービスを提供するという、マーケンの取り組みをさらに強化するものです。将来の極低温保管サービスの事業拠点にはAPAC地域も含まれます。 

包括的な極低温輸送および保管ソリューションにより、細胞治療・遺伝子治療企業は、確立された信頼できるサービスプロバイダーであるマーケンとプロセスを統合し、サプライチェーンを簡素化することができます。プロセスの引き継ぎを減らすことは、変化する要因やリスクを減らし、一貫した保管連鎖を確保することを意味します。

マーケンについて

マーケンはUPSヘルスケア部門の完全子会社です。Polar Speedとマーケンを傘下に持つこのUPSの部門は、世界各地128カ所の拠点に5500名の従業員を擁しています。マーケンは患者様への治験薬直接お届けサービス、ホームヘルスケア、および生体試料配送においてリーダー的地位を維持しており、臨床試験資材の保管および配送向けにGMP準拠の最先端の倉庫(デポ)ネットワークと世界54カ所のロジスティクス拠点を提供しています。1200名を超えるマーケンの専門スタッフが、あらゆる温度範囲にわたる医薬品および生物製剤の配送を220か国以上で管理しており、その数は毎月85,000件に上ります。さらに、生物製剤キット生産、付属資材、保管および配送、輸送路の確認といったその他のサービスや、GDP、規制およびコンプライアンスに関するコンサルティングにより、製薬およびロジスティクス産業におけるマーケンの存在は一層ユニークなものとなっています。

お問い合わせ:Christine Noble、info@marken.com+1 919 474 6890www.marken.com

マーケンのロゴ

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