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マーケン、細胞・遺伝子コントロールセンターの設立を発表
複雑な配送を管理し可視性を向上する専用施設を追加
ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク 2020年8月5日 - マーケンは本日、米国ノースカロライナ州に、細胞治療・遺伝子治療専用のコントロールセンターを開設したと発表しました。マーケンの本社敷地内に建設された最先端のこの施設は、世界中の複雑な細胞・遺伝子治療関連のあらゆる配送を完全に可視化します。細胞・遺伝子治療の配送はどれも慎重な取り扱いを要するため、マーケンは24時間365日体制で、これらの非常に複雑な治療法に関する配送物1つ1つを綿密に監視していきます。コントロールセンターのチームは、天候、フライトの遅れ、その他の潜在的なリスクを監視して重要な経路の決定を行い、すべての配送が完璧に行われるようにします。なお、この新しい施設には、お客様の見学やトレーニングを目的としたギャラリーも併設されています。
この新しいコントロールセンターはマーケンが行った直近の投資であり、特に、慎重な取り扱いを要する配送物に対し完璧なサービスを提供する能力がさらに強化されます。米国、ヨーロッパ、アジアにある6つの細胞・遺伝子ロジスティクスのセンター・オブ・エクセレンスに、液体窒素保存施設のグローバルネットワークを加えることで、お客様にエンドツーエンドのサービスをご提供することができます。
細胞治療・遺伝子治療に必要とされるロジスティクス技術は、お客様にとって必要不可欠なものです。マーケンはBluetooth GPS追跡と完全な温度監視サービスを提供していますが、各配送に最適な輸送路の確保と不測の事態への対応を行うAI(人工知能)ソリューションの探求も続けています。スマート パッケージング ソリューションへの継続的な投資により、細胞治療・遺伝子治療関連の配送物にあらゆる温度オプションが利用できるようにしています。
アメリカ地域担当のシニア バイスプレジデント、Dan Bellは、新しいコントロールセンターについて次のように述べています。「マーケンは、細胞治療・遺伝子治療ロジスティクスにおけるリーダーになることに専念しており、これらの治療法の市販化が承認された後もUPSヘルスケアをリードしていくでしょう。当社の新しい最先端のコントロールセンターは、当社のリーダーとしての地位を確保するための次のステップになります。」マーケンは、複雑な治療法のためのロジスティクスの調達に関する詳しい情報について、数百人の参加者を対象に「Explore Supply Chain Solutions for Complex Therapies」というウェビナーを開催しました。参加者はそこで、個別化医療の時代における課題を克服する方法を学びました。ウェビナーの音声記録については、expert@marken.comにメールでお問い合わせください。
マーケンについて
マーケンはUPSヘルスケア部門の完全子会社です。Polar Speedとマーケンを傘下に持つこのUPSの部門は、世界各地128カ所の拠点に5500名の従業員を擁しています。マーケンは患者様への治験薬直接お届けサービス、ホームヘルスケアサービス、生体試料配送および生物製剤キット生産においてリーダー的地位を維持しながら、臨床試験製品の保管および配送向けに最先端のGMP準拠倉庫(デポ)ネットワークと世界56カ所のロジスティクス拠点を提供しています。1300名を超えるマーケンの専門スタッフが、あらゆる温度範囲にわたる医薬品および生物製剤の配送を220か国以上で管理しており、その数は毎月85,000件に上ります。さらに、付属資材、保管および配送、輸送路の確認といったサービスや、GDP、規制およびコンプライアンスに関するコンサルティングにより、製薬およびロジスティクス産業におけるマーケンの存在は一層ユニークなものとなっています。
お問い合わせ:Christine Noble、Eメール:info@marken.com、 www.www.marken.com
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