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Wes Wheeler氏、UPSヘルスケア&ライフサイエンス部門のリーダーに指名
ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク 2019年12月3日 - UPS(NYSE: UPS)は本日、グローバルに活動するヘルスケア&ライフサイエンス(HCLS)部門の社長に、同社の完全子会社マーケンの現CEO、Wes Wheelerを任命したことを発表しました。この異動は即日有効となります。
UPSは10月に、ヘルスケア&ライフサイエンス部門と営利部門のすべての事業をひとつのUPS HCLSユニット内で連携させることを発表しています。
「私たちは、このとても重要なリーダーとしての役割をWesに託せることをうれしく思います」と、UPSの会長兼CEOのDavid Abneyは述べています。「彼には臨床試験、製薬、バイオテック、そして医療機器のそれぞれの分野における素晴らしい経歴と豊かな経験があります。 彼の持つ専門知識により、当社が戦略的に進めるヘルスケア部門の発展と技術的取り組みをより一層前進させていきます。」
UPSのHCLS部門ではサプライチェーン管理、コールドチェーン、臨床試験、グローバル輸送、そして数々の重要なヘルスケアサービス事業を幅広く取り扱います。 この部門にはマーケン、Polar Speed、そして同社のヘルスケア専用施設114か所が含まれます。 HCLS部門では、医療訓練を受けた専任の販売員とカスタマーサポートチームが同社のグローバルネットワーク全体に配置されています。
Wheelerは、ヘルスケアおよびライフサイエンス市場における特有の顧客ニーズに対応するため、重要な投資を行い、パートナーシップ、技術を構築して、UPSのHCLSサービスを拡大します。UPSはまた、HCLSのすべての事業を連携することを目的として、品質基準や業務手順の一体化を図る予定です。近年、UPSは、重要な医療用パッケージを配送するための新しいテクノロジー対応ソリューションを発表しました。このソリューションは、同社のデータネットワークを活用し、荷物の追跡、特別な取り扱いプロトコル、そして強化された危機管理を行い、最高レベルのスピード、可視性、信頼性を確保するものです。
Wheelerは、2016年に行われたUPSのMarken買収に伴い、UPSに入社しました。 エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー(Exxon Research and Engineering)のプロジェクトマネージャーとしてキャリアをスタートさせたWheelerは、グラクソ(現グラクソ・スミスクライン)のマーケティング担当バイス プレジデント、グローバル製造・サプライ担当シニア バイスプレジデント、さらにパセオン、ヴァリアント社、DSMファーマシューティカルズ、マーケンなど4社でCEOや社長など数々の要職を歴任しました。 Wheelerは、2011年にCEOとしてマーケンに入社しました。
40年に及ぶその職歴を通し、製造、薬剤開発、サプライチェーンロジスティクス、マーケティング、エンジニアリングといった製薬会社における重要なあらゆる機能分野に関わってきました。
「ヘルスケア&ライフサイエンスの分野では、サプライチェーンにおける多くの複雑な課題と事業機会があります」と、Abneyは述べます。「私たちは、Wesがヘルスケアに関連するお客様のニーズを第一に考えながら、品質保証、イノヴェーション、管理を通じてサプライチェーンの需要に確実に応えていくというUPSの責任を継続していくことを期待しています。」
Wheelerは、ウースター工科大学にて機械工学の学士号、そしてファイナンスを中心とした経営管理の修士号を取得しています。成人した2人の子供がおり、現在はノースカロライナ州に住んでいます。
UPSヘルスケア&ライフサイエンスについて
UPSヘルスケアは、製薬、バイオ製薬、および医療機器業界の企業にグローバルに展開するサプライチェーンソリューションと専門知識を提供しています。UPSはcGMPまたはcGDPに準拠した800万平方フィート規模のヘルスケア物流スペースを有しています。UPSはまた、世界最大級の現場ストック ネットワークを管理しており、およそ900か所のストック拠点を保有しています。CRTから極低温まで、厳しく温度管理された環境を必要とする荷物や、24時間体制の監視が必要な荷物には、UPS Temperature True™やUPS Proactive Response™サービスなどのソリューションがあります。UPSは、ヘルスケアおよびライフサイエンス分野の複雑で進化するサプライチェーンのニーズに対応するため、マーケン、CEMELOG、Poltrafの買収を含むヘルスケア機能の拡大に取り組んでいます。詳細はups.com/healthcareをご覧ください。
マーケンについて
UPSの完全子会社であるマーケンは、製薬産業およびライフサイエンス産業を100%専門とする唯一の患者様中心のサプライチェーン会社です。マーケンは患者様への治験薬直接お届けサービス、ホームヘルスケア サービス、および生体試料配送においてリーダー的地位を維持しており、臨床試験資材の保管および配送向けにGMP準拠の最先端の倉庫(デポ)ネットワークと世界54か所のロジスティクス拠点を提供しています。1,100人を超えるスタッフが、あらゆる温度範囲が指定された医薬品および生物製剤の配送を150か国以上で管理しており、その数は毎月85,000 件に上ります。さらに、生物製剤キット生産、付属資材、保管および配送、輸送路の確認といったサービスや、GDP、規制およびコンプライアンスに関するコンサルティングにより、医薬品およびロジスティクス産業におけるマーケンの存在は一層ユニークなものとなっています。
お問い合わせ:Christine Noble、info@marken.com、+1 919 474 6890、www marken.com
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