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2021年2月11日

UPSヘルスケアが個別化医療への投資を継続

細胞・遺伝子治療関連のグローバルサービス体制を拡大 

ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク、2021年2月16日 - UPSヘルスケアは本日、UPSグループのマーケンを介した細胞・遺伝子関連治療サービスのさらなる拡大と投資を発表しました。UPSヘルスケアはマーケンの細胞・遺伝子治療サービスのグローバルネットワークを支える8つのセンターオブエクセレンスを追加し、これにより認定拠点の合計は14か所になります。拡張されたネットワークは、極低温輸送サービスや患者様のデータの保護、優れた温度監視技術、リアルタイムGPS追跡など、マーケンの確立されたサービスをサポートします。

UPSヘルスケアが提供する重要なサービスの1つとして、マーケンの世界的なネットワークには、細胞治療・遺伝子治療の臨床開発時に、取り扱いに細心の注意が必要な配送物を扱うための56か所の認定拠点が含まれています。8つの新しい拠点(ニューヨーク、マイアミ、アムステルダム、パリ、メルボルン、シドニー、東京、ソウル)は、ロサンゼルス、サンフランシスコ、フィラデルフィア、ロンドン、フランクフルト、シンガポールなどに既にあるマーケンのグローバル センターオブエクセレンス ネットワークを強化します。

マーケンは、リサーチトライアングルパークの本社にグローバルコントロールセンターを設置し、細胞治療・遺伝子治療の臨床試験に関するすべての活動を監視しています。このコントロールセンターでは、すべての配送物の位置と温度のリアルタイム監視、広範なUPSグローバルネットワークの活用、フライト状況の監視およびサプライチェーンへのリスク管理などが行われています。

UPSヘルスケアの社長、Wes Wheelerは、次のようにコメントしています。「UPSヘルスケアは、増え続ける細胞治療・遺伝子治療のお客様をサポートするために、サービスportfolioを拡大し続けます。新しく画期的なこれらの治療は、業界で最も複雑かつ繊細な治療の1つであり、当社はクラス最高レベルのサービスの提供を計画しています。当社はこれからもこうしたサービスへの投資を続け、臨床試験ロジスティクス業界におけるマーケンのリーダー的地位を維持して参ります。

UPSヘルスケアとマーケンについて

突出したロジスティクスの専門知識を世界中のお客様にご提供するUPSヘルスケアは、最新のGMP(cGMP)、 あるいは最新のGDP(cGDP)に準拠した1000万平方フィート以上のヘルスケア物流スペースを世界中に有しています。同社が提供するサービスには、在庫管理、温度管理された梱包、配送、医療機器の保管とフルフィルメント、ラボと臨床試験のロジスティクスなどがあります。UPSヘルスケアのグローバルなインフラ、最新のUPS Premierの可視化サービス、追跡技術、グローバル品質管理システムは、製薬、医療機器、ラボ診断産業における今日の複雑なロジスティクスに十分に対応しています。

マーケンはUPSの完全子会社であり、UPSヘルスケア部門の重要な部分を占めています。UPSのヘルスケア部門は、Polar Speedとマーケンを傘下に持ち、世界各地128カ所の拠点に5,500名の従業員を擁しています。マーケンは臨床薬の保管および配送向けにGMP準拠の最先端の倉庫(デポ)ネットワークと世界56カ所のロジスティクス拠点を提供しており、患者様への治験薬直接お届けサービス、ホームヘルスケア、生体試料配送、生物製剤キット生産においてリーダー的地位を維持しています。マーケンでは、1,600名の専門スタッフがあらゆる温度範囲における医薬品および生体試料の配送を220か国以上で管理しており、その数は毎月100,000件に上ります。またそのほか、付属資材の調達、保管および配送、輸送路の確認といったサービスや、GDP、規制およびコンプライアンスに関するコンサルティングにより、製薬およびロジスティクス産業におけるマーケンの存在は一層ユニークなものとなっています。

お問い合わせ:Christine Noble、Eメール:info@marken.comwww.www.marken.com

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