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2019年6月11日

マーケンがフィラデルフィアのロジスティクスオペレーションを拡大

新しい倉庫(デポ)と拡大されたロジスティクス拠点がお客様の重要な米国のゲートウェイに

ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク 2019年6月11日 - マーケンは本日、地域で増加している需要を満たすため、最も新しいGMP準拠施設をフィラデルフィアに開設することを発表しました。最先端の倉庫(デポ)は既存のロジスティクス拠点に併設されており、フィラデルフィア国際空港の近くに位置しています。さらにマーケンは、治験薬、原薬、医療機器の保管に対するお客様の高まるニーズに対応するため、ロジスティクス倉庫の能力を4倍に増強しました。

この新しい倉庫(デポ)は十分に検証がなされており、FDAの適正製造規範(GMP)に準拠しています。  あらゆる温度帯の保管への対応が可能で、+15~ +25° Cの(温度管理された)常温保管 、+2~ +8°Cの冷蔵保管、-15~ -25°Cの冷凍保管、-80°Cの超低温冷凍保管などがあります。また、この倉庫(デポ)では、受け取り、ピッキングと梱包、ハイブリッド配送、回収作業と破棄、ラベルの張り替え、在庫照合など、あらゆるサービスのご利用が可能です。なお、在庫はマーケンのカスタム オペレーティングシステムSoloで管理されます。

マーケンはまた、遺伝子治療の開発に使われる遺伝子組換え生物(GMO)を保管する場所も追加する予定です。  さらに、機能を拡張したこの倉庫には、液体窒素充填装置と超低温輸送コンテナも設置され、細胞治療・遺伝子治療関連のロジスティクスをフルサービスで提供することになります。  また、フィラデルフィアにある24時間365日対応の患者様コミュニケーションセンターとプロジェクト管理サービスを拡張し、この拠点で取り扱う複雑なプロトコルの増加や、患者様への治験薬直接お届けサービスへの需要の増加にも対応します。

マーケンのCEO、Wes Wheelerは、「当社の最新施設は、フィラデルフィア地域でビジネスが拡大していることを示すものです。当社は、お客様が効率的かつ効果的な方法で臨床試験を実施できるよう全力で支援しており、この施設は治験薬の取り扱いに合わせたソリューションとなっています。最新の倉庫(デポ)を既存のロジスティクス拠点と併設することで、すべてのサービスを1つ屋根の下で提供し、合理的で柔軟なサプライチェーンを実現することができます。」と語っています。

マーケンについて

UPSの完全子会社であるマーケンは、唯一、製薬産業とライフサイエンス産業を100%専門とする患者様中心のサプライチェーン会社です。マーケンは患者様への治験薬直接お届けサービス、ホームヘルスケア サービス、および生体試料配送においてリーダー的地位を維持しており、臨床試験資材の保管および配送向けにGMP準拠の最先端の倉庫(デポ)ネットワークと世界49か所のロジスティクス拠点を提供しています。950人を超えるスタッフが、あらゆる温度範囲にわたる医薬品および生物製剤の配送を150か国以上で管理しており、その数は毎月65,000件に上ります。さらに、生物製剤キット生産、付属資材、保管および配送、輸送路の確認といったその他のサービスや、GDP、規制およびコンプライアンスに関するコンサルティングにより、医薬品およびロジスティクス産業におけるマーケンの存在は一層ユニークなものとなっています。

お問い合わせ:Christine Noble、info@marken.com+1 919 474 6890www.marken.com

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